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2017年 10月 17日
こんにちは。ここ数日、急に気温が下がり、肌寒い日々が続いていますが、体調管理のほうはいかがでしょうか? さて、数日前に本学の附属長野高校へ訪問する機会がありました。 長野高校の体験入学会でグループ校の大学であることから講座のご依頼を受け、高校入学を前にした中学生向けに40分間の「授業」を行ってきました。こちらの高校では、最近「ユネスコスクール」への加盟認定を受けられ、異文化理解などグローバルな教育が期待されています。この体験入学会では今年度は計17講座が開講され、とても盛況な様子が窺えました。 私が提供した話題は、「ストレス」をテーマに、身体とココロの繋がりを体験しながら、ストレスとの共存共生の工夫と、元気回復プログラムを考えていくものでした。私自身は「中学生にとって大学とはどのように映るのかな?」と思いながら話を始めましたが、40分はとても短く感じましたね。 普段、中学生向けにお話しや授業を行うという機会は殆どありませんが、私の立つ教壇から見える景色は大学の授業時間とはかなり違いますね。制服姿の少し緊張した面持の生徒、どこか嬉しそうにこちらを眺めている生徒、興味津津の面持でノートを一生懸命とる生徒、等、皆それぞれに初々しい雰囲気がこちらに届くものでした。 知識を話し続けることよりも、中学生が理解できるよう身近な話題を例示し、体得理解できる内容として伝えていくことは、容易な事ではないとあらためて気づかされるものでした。中学生の思い浮かべる素朴な質問こそ、専門家と言われる私たちの大学教員の盲点を突くような、あるいは度肝を抜くような鋭い質問が隠されているのでしょう。日頃の講義を進めていく上でも、私自身の振り返りにも、とても有意義な時間であったと思えます。 (佐藤浩信) 【学科情報】 新宿駅から徒歩7分のキャンパスで、健康を維持・増進するための疾病予防や、色彩や化粧と関わる心理学について、基礎から応用まで体系的・実践的に学びます。 詳しく⇒ホームページ/Twitter 【受験生サイト】 ◆オープンキャンパス年間スケジュール ◆学校見学・入学相談
by kenkoshinri-bunka
| 2017-10-17 09:31
| コラム 佐藤浩信
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